こんにちは、理学療法士兼パパのMameoです
子どもを育てていると
どうしても他の子と比べてしまいます
「歩くのが遅い」
「すぐ転んでしまう」
「手先が不器用」
と不安になることもありますよね
当然
個人差があり、人と比べるものではないと思いますが、
「どうしたら良くなるのだろう」と思うのが親心
mameoは理学療法士の仕事していて
骨折・ケガのリハビリでなく、脳梗塞・パーキンソン病・療育などにも関わります。
リハビリの訓練内容を考えるのと子どもの運動発達を考える時は意外と似ています
今回は、子どもの運動神経について話したいと思います
・子どもの育児について興味がある方
・子どもの運動センスを養いたい方
・子どもに携わる方
そもそも運動神経が良いって??
一言に運動神経が良いってなんでしょうか
足が速いこと?高くジャンプができること?でしょうか
私が考えたのは、
運動神経=思い通りに体を動かせることです
頭でイメージした通りに実際の体をコントロールできれば良いのです
体のコントロールが自由にできれば、どんなスポーツでも応用が効きます
このコントロールする力を養えば、運動神経が良くなるとゆうことです
では、
体をコントロールできるって具体的にはどんなことでしょうか
運動神経=体のコントロール
まずは、運動について説明していきます
運動には、 1、パワー重視の動作をする粗大運動 ➡︎足を曲げる・足を伸ばす・手を引っ張るなど 2、細かい運動をする巧緻(こうち)運動 ➡️お茶を飲む、ボタンを留める があります
この粗大運動と巧緻運動を組み合わせて、運動が成り立っていて
状況に応じた運動に合わせて、粗大運動と細かい運動のバランスを細かく調整が必要です
調整する力が高いと体をコントロールするのが上手となるわけです
①調整する力は部位で変化する
調整する力は、部位によって変わります
大まかに分けると、手、体幹、足を分けられます
「足が上手いけど体が弱い」
「手は器用だけど、足が弱い」など
その子によって様々です
この部位別を意識するが大切になります
②運動を始める時期も重要
運動神経はその名の通り、神経系の発達を意味します
神経系の発達については以前のまとめた記事があるので読んでみてください
具体的に子どもの運動神経をあげるには
子どもの運動神経をあげるためには、以下3つがポイントです
①子どもの運動能力を観察しよう
観察しようと言っても最初は難しいですね
まず最初は、どの姿勢で我が子がバランスを崩すかを見て見ましょう
基本的に
姿勢が高くなると、バランスを取るのが難しくなり
運動は、段階的に獲得とくしていく必要があるとゆうことです
矢印の順番に姿勢を獲得して、右になるにつれて難しくなります
つまり
どの姿勢でバランスを崩すかを確認して、前段階に戻りその姿勢を練習します
練習は、強制的に希望の姿勢をとるようなおもちゃや遊びを行います
そうすることで、自然とその姿勢に必要な筋力はつき、脳で学習され上手になって行きます
重要なのはまず姿勢を確認し、前の段階の姿勢を練習することです
バランスを崩している姿勢で練習しても効果は薄いです
むしろ、失敗した経験が残り、消極的になってしまいます
②部位を特定する
部位の特定も大切になります
先ほども話した通り、調整する力は部位ごとに変わります
どこが得意か、どこが苦手かを見極める必要があるのです
歩くのが速いけど、ボタンを留めるのが苦手
手先は器用だけだ、立つとバランスを崩すなど
特徴があるはずです
我が子の特徴がわかれば後は簡単です
苦手な方を生活の中に取り入れましょう
例えば
足が弱ければ、おもちゃを高くして自然に立つようにする
不器用なら大きなボタンから初めて徐々に小さくしていくなど
この時に重要なのは、確実に達成できる程度の課題にしてあげることです
あまりにも無理難題な事では、失敗してしまい嫌な体験が脳に残ってしまいます
そのため、確実に達成できる課題を用意してあげて、成功する経験を積ませてあげましょう
この成功体験は脳内で学習され、自然と子どもから動作を行うようになります
そして運動センスは磨かれています
③挑戦したことに対して喜ぶこと
えっそんなこと?と思うかもしれませんが非常に重要なことです
子どもが挑戦したことに対して、親が喜んだり、スキンシップをとることで、
幸せホルモンである「オキシトシン」が子どもだけでなく、親に対しても分泌されます。
オキシトシンは、心と体に良い影響を与えて、子どもの成長を助けてくれます
そのため、子どもが挑戦した後に親がすることは
最大限に喜んで→成功体験を積ませて
スキンシップをとる→オキシトシンを分泌させる
ことを意識しましょう
このように行動することで、子どもの運動神経は加速的に成長していきます。
子どもが遊んでいる時に無闇に声を掛けるのはやめましょう
子どもが集中している状態をフロー状態と呼び、声を掛けることで集中が途切れてしまします
詳しいはブログにまとめていますの、興味がある方は読んで見てください
運動神経を伸ばすなら靴選びも重要になります
確かに可愛い靴、おしゃれな靴も良いですが
履いているだけで足が発達する靴があれば一石二鳥ですよね
理学療法士がオススメする靴
私が娘に買った靴は、IFMEイフミーの靴。
比較的どの靴屋さんにも置いてあり、すでに買った事がある人も多いかと思います。
この靴メーカーを選んだ理由は、
子どもの足の発達を育てる高機能な靴!
イフミーは、『子どもの足の健全な育成をサポート』をコンセプトに、早稲田大学スポーツ科学学術院鳥居俊研究室と協同で2000年に誕生しました。
実は、監修をしている鳥居先生とmameoは、少し面識があるのですが、本当にすごい人です。
オリンピックの陸上のチームドクターとして帯同したり、日本発育発達学会理事などを務めているスポーツドクターです。
まさに足のプロフェッショナルです。
医学的な根拠をもとに足の筋肉が力を発揮しやすい構造、土踏まずのアーチ形成を促進するカップインソールなど機能が高く、快適性もあります。まさに裸足感覚の靴で理想的でした。ただデザインがちょっと尖っていますが、足の発達を考えると、この靴一択でした。
まとめ 運動神経を良くするには
いかがだったでしょうか
本日は運動神経を良くする方法についてまとめました
要点をまとめると以下になります
- 運動神経が良い=思い通りに体を動かせること
- 運動は、粗大運動と巧緻運動があり、この二つの運動を細かく調整する力が必要になる
- 子どもの運動能力を上げるには
1、姿勢を観察する
2、苦手な部位を見つける
3、挑戦したことに対して親が喜ぶ
最後に、子どもはそれぞれ自分のペースで成長しています
他の子と比べることなく
無理強いせずに可能な範囲で行ってください
皆様の子育てのお役に立てれば幸いです
mameo
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