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学生必見!大腿骨転子部骨折ってなに?【リハビリの時に知っておいた方が良いこと】

そもそも、大腿骨転子部骨折ってなに?リハビリ

こんにちわ、mameoです。

理学療法士として総合病院で8年勤務しています。

今回は、大腿骨転子部骨折について話していきます。

では、はじめましょう。

そもそも、大腿骨転子部骨折ってなに?

大腿骨近位部骨折分類

大腿近位部骨折の分類の仕方

大腿骨の近位部の骨折を生じた部位によって分類されます。

受傷機転
・高齢者の転倒
特徴
・女性が多い、70歳を過ぎると急増
予後
・生命予後、リハビリの予後等は頸部骨折と同様です

頸部骨折と転子部骨折の違い

大腿骨頚部骨折 
・股関節包の内側
・術後の疼痛は比較的少ない
・頸部・骨頭は、細い動脈で栄養(回旋動脈)され、骨折により血行不良により
 骨癒合がしにくく、骨頭壊死、偽関節のリスクが高い
大腿骨転子部
 ・股関節包の外側
 ・術後の疼痛が強い
 ・血流が豊富な海面骨組織があり、
  筋肉組織に囲まれており、血行がよく、
  骨癒合しやすいため、偽関節、骨頭壊死のリスクは低い

評価の方法は?

Evans分類
大転子から小転子の折れかたを評価 
但し、整復後に評価する
・安定型:Type group 1 転位なし
                            group  2  転位あり、整復可能
・不安定型     group 3 転位あり、整復不可能
                            group 4  粉砕骨折
                  Type  group  5   逆斜骨折
大腿骨転子部骨折の評価

Evans分類

AO分類
頭以外の骨折で使える分類  
・TypeA 大腿骨転子部骨折
   A1 単純型転子貫通型
   A2 多骨片型
   A3 reversed oblique type(逆斜位)
大腿骨転子部骨折の評価法

AO分類

手術は?

・骨接合術が一般的です。

安定型:CHS

不安定型:γ-nail

CHSとγ-nail

CHS(a)とγ-nail(b)

・転子部骨折は非常に骨癒合しやすく、骨折部をもとの形状に近づけて,固定する手術が選択される。

リスクは?

術式による術後リスク
・整復位損失:直した骨が戻ってしまう
・カットアウト、骨頭短縮

まとめ

・大腿骨転子部骨折について話しました。

まとめると

・高齢の女性に多い、骨癒合は良好、痛みは強い
・評価は、Evans分類、AO分類を用いて評価し、程度により術式が決定
・術式は、骨接合術(CHS or γ-nail)
・術後リスクはカットアウト

上記の内容を理解することで、リハビリ前に疾患特性を把握することができます。

臨床に落とし込むと

ex ) 
・術後痛は強いため、入院期間が長くなり易いな                      
・骨頭短縮する可能性があるから、股関節外転筋をより鍛えよう                                       
・小転子まで転位しているから、腸腰筋が効きにくいそうだな

最後に

今回は、【大腿骨転子部骨折】について話しました。

追加で、小転子骨片、内側骨皮質の連続性、スライディング

機構も重要ですが、この辺りは、徐々に学んでいけばOKと思います。

参考になれば幸いです。

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